どーも、こんばんは!かーずです。
この記事はWebサーバー構築をするためにバーチーが執筆したAWSの技術ブログの続編になります!
ご指名を受け引き継ぎます!大変長らくお待たせいたしました。m(__)m
さっそくですが、第1回目と同様にサーバー構築の全体図としては以下のイメージでしたね。
パブリックサブネットにWebサーバーがぽつんと置かれたシンプルな構成です。
また、前回の目次は以下の内容でした。
第1回目の目次
- AWSアカウントを作成
- VPC(Virtual Private Cloud)の構築
- AZ(Availability Zone)、サブネットの構築
- インターネットゲートウェイの設置
- ルートテーブルの設定 ←ここまでが前回の内容
- WEBサーバーの設置(EC2) ←本記事で解説します!
- DNSの設定(Route 53)
前回までの記事では、「1. AWSアカウントを作成」~「5. ルートテーブルの設定」まででしたね。
みなさん、問題なく [AWS VPC] 周りの設定までは完了しましたでしょうか?
※2年近くも前の記事になっているので AWS の UI もガラッと変わっております。ご注意下さいませ 😀
ここからは、前回までの手順で作成した内容を引き継いでWebサーバーを構築していきます~。
それでは、レッツゴー (^^)/
※作成時のAWS環境は [2021年11月] になります。
WEBサーバーの設置(EC2)
AWSコンソールへログインを行い、まずは「東京」リージョンであることを確認しましょう。①
確認ができたら、「サービス」②から「EC2」③を開きます。
「インスタンスを起動」をクリック。
今回は、OS を Amazon Linux 2 で作成したいので、
[ステップ 1: Amazon マシンイメージ (AMI)] では、[Amazon Linux 2] のAMIを選択します。
※CPUのアーキテクチャは、[64ビット(x86)] で大丈夫です。
お次は、[ステップ 2: インスタンスタイプの選択] です。
一時的な構築環境であるため、無料枠が設定されているインスタンスタイプ [t2.micro] を選択しましょう。
[ステップ 3: インスタンスの詳細の設定] では、以下の項目を設定します。
「ネットワーク」①、「サブネット」②は、第1回目で作成した [VPC] と [サブネット] を選択しましょう。
「自動割り当てパブリックIP」③は [有効] にします。
※自動割り当てパブリックIPとは、エフェメラルなパブリックIPをEC2に割り当てます。
そのため、インスタンスを停止して起動する度にIPが変更されます。
どうしても静的なパブリックIPを割り当てを行いたい場合には、AWS公式サポートを確認ください。
[ステップ 4: ストレージの追加] では、以下の項目を設定します。
・サイズ:8GiB (※一時的な環境なため、デフォルトの 8GiB とします)
・終了時に削除:有効 (※インスタンス削除時に関連するEBSボリュームを自動削除します)
[ステップ 5: タグの追加] では、以下の項目を設定します。
・Name:[インスタンス名]
ちなみにですが、AWSリソースを作成する際は少なくとも [Name] タグは必ず設定するようにしましょう。
パッと見で何のインスタンスであるかがわかるように命名するといいと思います。
また、コスト管理面でもタグは有効的なので、[Project] のようなタグを設定すると最高です 😉
[ステップ 6: セキュリティグループの設定] では、以下の項目を設定します。
・セキュリティグループ名①
・説明②
タイプ③ | ソース④ | 説明⑤ |
---|---|---|
SSH | マイIP | SSH |
HTTP | マイIP | HTTP |
ソースは「マイIP」を選択することで、自身が利用しているネットワーク環境の外部IPが自動的に入力されます。
※Wi-Fiや、モバイル環境を利用している方は、この外部IPが頻繁に変わるため注意が必要です。
その場合は都度、セキュリティグループのIPを変更する必要があります。
また、「マイIP」とすることにはセキュリティ的な部分が含まれます。
外部IPは全世界のネットワークでアクセスするために必要なものであるため、接続するIPを自身だけに制限することでセキュアな環境を保ちます。
[ステップ 7: インスタンス作成の確認] では、上記で設定してきた内容が反映されているか確認しましょう。
問題なければ、「起動」をクリックしてください。
これから作成するEC2インスタンスへの接続のため、キーペアを作成する必要があります。
そのため、「新しいキーペアの作成」①を選択し、「キーペア名」②に適当な名前を入れましょう。
その後、「キーペアのダウンロード」③をクリックしてください。
ダウンロードが終わると、「インスタンスの作成」ボタン④が有効化されますので、こちらをクリックしてください。
※キーペアは、EC2インスタンスへの接続のために必要なキーとなります。
そのため、必ずなくさないように管理してください。
また、このキーは最終防衛ラインとなるのでプロジェクトに無関係の方への配布は絶対におやめください。
「作成ステータス」画面が表示されますので、[インスタンスの表示] をクリックしてください。
すると、インスタンス一覧にサーバーが作成されています。
AWSが自動的にEC2のセットアップを始めてくれるので「保留中」→「実行中」にステータスが変わるまで睨み続けてください。
作成したインスタンスが「実行中」に変わればサーバーの構築が完了です!
お疲れ様でした。
まとめ
ここまでの手順で、サーバーの構築まで完了しましたがいかがでしたでしょうか?
ポチポチとサーバーが構築できる様は非常に簡単であったかと思います。
ただ、記事としてまとめるにはボリュームが多くなってしまうので続きは次回にしたいと思います。
次の記事では、Webサーバーの構築まで完了したので
Webアプリケーションである「Apache」と「PHP」を導入してWebページを表示します!
ではでは~、また次回お会いしましょう~(^^)/