こんにちは!リトアニア出身のデザイナーのアナです。
前回に引き続きリトアニア料理の紹介をします。
今回は日本でも買える食材で作るリトアニア料理、「 ツェペリナイ 」です!
材料は最後に掲載しています。これを読んでぜひ本格リトアニア料理にトライしてみてください!
リトアニアの1番人気料理、日本でも作れる?
CEPELINAI(ツェペリナイ) は、大きなジャガイモの団子のようなもので、中にジューシーな肉が入っています。
さっそく作っていきましょう!
作り方1.大量のジャガイモの皮をむこう!
リトアニアの人気No.1料理なので、オフィスの皆に(総勢12名)食べさせたくて、レクで調理する際には ジャガイモを8kg買いました!
8kgをピールするのはめっちゃ大変・・・
と思っていましたが、社内レクの参加者が自宅からピーラーを持って来ていて、全員でとりかかり想定していたより早く、20分くらいで皮むきが終わりました!
「むいてないジャガイモってもうない???」撮影していたカメラマンはびっくりしていました。
作り方2. 大量のジャガイモをすりおろそう!
ジャガイモの皮を全てむき終わり、次の工程はピールしたジャガイモの半分(4kg)をすりおろします。
この料理は皮むきが一番大変だと思われますが、すりおろす方が大変なのです・・・
ですが、シードライブのオフィスには電気おろし機がありました!
これで作業効率が格段にUPします。(何でこんなものがオフィスに)
作り方3. 大量のジャガイモを茹でよう!あと餡も準備しよう
あとの半分のジャガイモは茹でます。
ジャガイモを準備している間に中身の準備も行いました。
カットした玉ねぎ、塩、胡椒をひき肉に加えて混ぜます。
作り方4.ジャガイモから出た片栗粉集め!?
この後は、理科の実験に出てきそうな、一番面白い工程を行います。
なんと、ジャガイモから片栗粉を作りますよ~!
まずジャガイモの水分を絞ります。
ジャガイモ水分から出たでん粉をボウルの底に集めます。
集まったら、水をゆっくり絞ります。
でん粉を少し使って、絞ったジャガイモに加えます。
新ジャガはでん粉が少ないため、買ったでん粉を追加することをお勧めします。
茹でたジャガイモをマッシュポテトにし、追加し、塩も入れます。
その後は・・・大トレーニング開始です。
ジャガイモを素手で混ぜます!!
4kgあるジャガイモを混ぜるのは重くてかなり力がいる作業です。
3人がかりでジャガイモをひたすら混ぜました。
作り方5.恐竜の卵ようなジャガ団子を作ろう
ここにきて、料理の名前の由来となった形、Cepelinas(=飛行船)形に団子を作ります!
肉を少しずつ、ジャガイモの生地に入れ優しく整形します。
ポイントはジャガイモの生地を厚くすること。
後で茹でる時に生地が崩れないし、口に入れた時にジャガイモの食感も感じられるためです。
作り方6.ジャガ団子を茹でよう!
食堂で使われているような大きな寸胴鍋いっぱいのお湯に入れます。
大体1リットルのお湯に対して
・塩:小さじ1杯
・片栗粉:大さじ1杯 ※生地崩れを防ぐ用
を目安に入れます。
上記を入れた、グラグラと煮立ったお湯に団子を入れましょう!
茹で時間は大体、25~30分くらいです。
完成!
茹で上がったらサワークリームと召し上がってください。
通常の団子や餃子と比べると、12センチもある姿を想像することは絶対にできないかもしれませんが、リトアニアのレストランではこれが普通です。
会社のメンバーに食べてもらったところ、「もちもち感が良かった」とのことです。
ボリューム満点でとってもおいしいので、ぜひ試してみてください!
材料(1人前)
- 中~大サイズのジャガイモ(2〜3個)
- ひき肉(豚もしくは合挽/100〜150g)
- 玉ねぎ(1/3個)
- 片栗粉(小さじ2)
- 塩/胡椒 (お好みで)
- サワークリーム(お好みで)
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